読解力と知識を活用するチカラが問われた共通テスト |ブログ|大府市|株式会社ネオスクール

blog

読解力と知識を活用するチカラが問われた共通テスト

1月16、17日に実施された大学入試 共通テストは、教科書の内容だけでなく日常生活に関係すること、会話文や長文を読み解く力、知識を活用する思考力、判断力、分析力、応用力などが問われる出題が目立ちました。
以下に科目ごとにポイントをまとめたものをご案内させていただきます。

「英語リーディング」
本文は、3,258語とセンター試験よりも増加しました。また、事実と意見を区別する設問や、アメリカ英語以外にもイギリス英語のスペル 「realise」が出題されました。 

「英語リスニング」
センター試験と違い1回だけで2回目の聴き取りがない問題も出題されました。複数の情報を比較したり、図表から判断したりするチカラが要求されました。 

「社会」
用語の丸暗記だけでは通用しない、資料や図表の読解力と多面的な思考力と判断力が不可欠となりました。新傾向の出題もありました。

「数学」
設問の文章が長文化したことで読解力に加えて、公式に数値を当てはめるだけではなく誘導に従って思考するチカラも要求されました。

「理科」
物理では科学的な探究力や考察力が、化学では教科書で扱わない実験など思考力と読解力が、生物では知識だけでは通用しない分野を横断した考察力や分析力が、地学では実習を想定した問題など知識に加えて多彩な内容を考察するチカラが必要となりました。

「国語」
センター試験と大きな変更はありませんが、複数の資料を読み解くなど多面的多角的な視点から出題されました。

今回の共通テストを踏まえて、これからの中学受験や高校受験の入試問題にも少なからず影響を与えると予想されます。そして、社会に出てから必要となる新しいチカラを身につけるためにも、教育の在り方は変容していくことでしょう。

弊塾では日頃から、「社会に出て必要となるチカラ(自分自身で考える力、知的好奇心、記述して伝える力)」を育めるように以下のことを心がけています。

・設問を読み解き、公式に頼りすぎることなく問題を解けるようになるために、プロセスを重視した指導をしています。
・「探究学習」の時間でも、資料や図表を読み取りや、記述して伝える練習をしています。
・英語レッスンコースでは、4技能の対応をしております。

TOP