英国パブリックスクールでの寄宿生活
2015.07.30
土生 拓磨くん 1988年生まれ
中学:Repton School(2001-2005)
高校:Bloxham School(2005-2007)
大学:University of Warwick(2007-2010)
大学院修士課程卒業:University of Oxford
ネオスクール・セイワ塾には4年生になってから行き始めた。当時僕は学校の勉強がつまらないことを理由にいたずらはかりしていた。そこで母は僕を塾に通わせた。最初のうちは違和感を感じていたが徐々になれて塾は学びの場と新しい友達との接触の場となった。
しかし5年の三学期父がイギリスに転勤することになり僕は塾をやめざるをえなかった。イギリスに来て一番の問題になったのは他の学生との会話、コミュニケーションだった。当時小学5年、半年ほど前から家庭教師に少し英語を教わっていたが実際学校に通い始めてみると、さっぱり分からなかった。最初のうちは授業など最初は黒板に書かれたものを丸写しし、家に戻って辞書で日本語にすべて訳して覚えていた。始めは皆優しく接してくれたが時間がたつにつれ、だんだんと自分から何でもしなければいけなくなった。徐々に会話ができるようになってくると友達も増えて、ネオスクール・セイワ塾の頃のように楽しくなった。
日本と違ってイギリスの学校の目標は、生徒たちをあらゆる方面にいけるような教育を提供して勉強、音楽、スポーツ、演劇面すべてに力を入れていることだ。よってこの学校にあった生徒というのはないのである。どのような生徒でもその生徒にあったものがあるはずなのである。
今僕は物理、数学、化学、経済をとっているが来年はまた好きなことを習える。将来何になりたいかが決まっている場合には非常にいいことだと思う。
自分の興味のあることを勉強するのはネオスクール・セイワ塾と同じだと思った。今後日本も他の国の教育システムを検討し今の穴だらけの日本教育を変えていってほしい。決してイギリスの教育のほうがいいといっているのではなく両者の長所を集めて新しい教育システムがあればうれしいと思う。