愛知県の公立中高一貫校の開校が正式に決定しました。 |ブログ|大府市|株式会社ネオスクール

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愛知県の公立中高一貫校の開校が正式に決定しました。

2022年7月26日に、愛知県の公立中高一貫校の開校が正式に決定し、詳細についても発表がありました。また、今回の4校以外にも、公立中高一貫校を増やしていく予定とのことです。

以下、情報を一部ピックアップして紹介させていただきます。

(情報元:https://www.pref.aichi.jp/press-release/chukoikkan1.html )

 

明和・刈谷・半田・津島 共通の内容
  • 選考方法は、従来の国立中受検と同じく、「適性検査」、「面接」、「調査書」です。なお、適性検査のサンプル問題は、2023年度に公表する予定です。
  • 大学受験対策のためだけに授業進度を早めることはしません。

→高校の内容を、中学で先取りして実施しないということです。大学受験で有利となるために中高一貫校を考えている方は、私立の中高一貫校をお勧めします。 

明和について
  • 普通科に加えて、音楽科も中高一貫教育を導入。5~10 人程度の少人数。
  • 大学や企業と連携して、SSH(スーパーサイエンスハイスクール)の探究的な学びを中心に、幅広く中学校段階から探究学習に取り組む。
  • 通学区域は、普通科は「尾張学区」、音楽科は「県内全域」
刈谷について
  • 大学や企業と連携して、SSH(スーパーサイエンスハイスクール)の探究的な学びを中心に、幅広く中学校段階から探究学習に取り組む。
  • 通学区域は、「三河学区」 ※調整区域として、大府市・豊明市・ 知多郡東浦町を含みます。

半田について

  • 大学や企業と連携して、SSH(スーパーサイエンスハイスクール)の探究的な学びを中心に、幅広く中学校段階から探究学習に取り組む。
  • 通学区域は、「尾張学区」
津島について
  • 高等学校の学科を国際探究科に学科改編するなどし、国際バカロレア(※)の趣旨を踏まえた探究的な学びを実践した後、段階的に国際バカロレアの導入を目指す。

※国際バカロレア:課題論文、批判的思考の探究等の特色的なカリキュラム、双方向・協働型授業により、世界150 以上の国・地域の5,000 校以上で実施。
高校レベルのディプロマ・プログラム(DP)で、国際的に通用する大学入学資格(IB資格)を取得し、その成績によって世界の大学への入学が可能となる。

  • 通学区域は、「県内全域」

 

 

愛知県のねらい

【様々な人々と協働しながら、答えのない社会的な課題に対して、失敗を恐れずにチャレンジし、創造的に解決する「チェンジ・メーカー」(※)として、これからの愛知・日本・世界を切り拓き、支える人材を育成する。 】という目的で愛知県にも中高一貫校を導入します。

※チェンジ・メーカー:経済社会が大きく変化する中、決まった答えのない社会的な課題を自分事としてとらえ、課題解決にチャレンジし続ける人。いわゆる「社会に変化を起こす人」のこと。

 

国立中も含めて、公立中高一貫校に向けての対策

上記のような人材を育成するためには、基礎的な学力はもちろん、この頃話題の探究学習が重要となります。

選考方法である「適性検査」では、探究学習をするための土台があるかを測るものであると予想しています。

弊塾では、探究学習の土台を作る、探究&記述トレーニングコースがございます。

上記ページ先に、当コース詳細や探究学習とは何かについても紹介させていただいておりますので、ご閲覧いただければ幸いです。

公立中高一貫校に合格するために、中学受験の勉強は必要ないのか?

国立中学の「名古屋大学附属中学校」を例にあげると、

作文トレーニングや面接、探究学習の対策のみで、合格する生徒は確かにいます。

しかし実のところ、それはかなり地頭が良い場合に限られると感じています。私立中学を受験してみたら難関校に合格できるくらいです。

 

よって、中学受験の勉強もしていないと、なかなか国立中学に合格できないというのが現状なのです。

公立中学受検の場合でも、中学受験の勉強をしていれば、知識を多く得ることもできますし、問題を読んで的確に解答するチカラもつき、安心して受検することができます。 

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