愛知県立中高一貫校(第二次導入校)について |ブログ|大府市|株式会社ネオスクール

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愛知県立中高一貫校(第二次導入校)について

愛知県立中高一貫校(第二次導入校)について発表がありました。

AI・データサイエンスの能力を引き出す愛知総合工科をはじめ、豊田西、時習館、西尾、日進、美和が、2026年4月から中高一貫校として開校予定です。現小3以下の学年が中学からの入学対象となります。

※美和は連携型(複数の学校が連携、高校入学は選抜制)、その他の導入校は併設型(6年間の一貫教育、高校の生徒募集あり)となります。

(情報元:https://www.pref.aichi.jp/press-release/chukoikkan-houshin.html )

 

以前の記事でご紹介した第一次導入校(明和・刈谷・半田・津島)は、「探究学習重視型」の中高一貫校という枠組みとなり、

豊田西、時習館、西尾が新たに「探究学習重視型」の中高一貫校となる予定です。

 

第一次導入校についての記事は以下にリンクします。選抜方法や対策についても記載させていただいております。

愛知県の公立中高一貫校の開校が正式に決定しました。

 

 

以下、その他の情報を一部ピックアップして紹介させていただきます。

 

AI・データサイエンスの能力を引き出す「愛知総合工科高等学校」

〇 通学区域は、県内全域。

〇 入学者の選考方法は、今後検討する。

〇 中学校段階からものづくりに触れ、中高6年間、専攻科を含めると8年間で、DX をリードする人材を育成する。

〇 中学校段階では、愛知総合工科高校の施設と教員を生かし、AIやデータサイエン スを体験的に学び、コンピュータサイエンスへの興味・関心を高める。

〇 高校では、1年後期から理工科へ進学してAIやIoTについて専門的に学び、2 年から3年にかけてデータサイエンスの研究(課題研究)にしっかりと取り組む。

 

 

不登校生徒の実態に対処した「日進高等学校」

「不登校特例校」とし、概要は以下の通りです。

〇 通学区域は、尾張学区(調整区域として、豊田市・みよし市を含む)。

〇 併設中学校は1学年1学級(40人)。中学校・高校同時スタート。

〇 不登校児童生徒で併設中学校へ登校意欲のある児童生徒を、受け入れ対象とする。

〇 不登校の状況に合わせて受け入れるため、近隣市町村の小中学校や教育支援センター(適応指導教室)と連携して、併設中学校への学校体験や本人・保護者との面談などにより併設中学校での受け入れの可否を決定する。適性検査は行わない。

〇 不登校の状況に合わせ、在籍生徒数が募集人員の範囲内であれば、年度途中でも併設中学校へ転入することは可能とする。

〇 併設中学校の具体的な教育内容は、他県の「不登校特例校」の事例を参考にして、今後検討する。 例:年間総授業時間数の低減、授業時間の短縮、遅い授業開始時間 等

〇 高校では、学び直し、少人数、個に応じた指導を学びの柱とし、通級による指導を導入する。また、単位制への改編や、通信教育による単位認定を検討する。

〇 メタバース・VRを活用した教育支援を検討する。

〇 不登校生徒へきめ細かな支援を行うため、スクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカー、教員志望の大学生、キャリア教育コーディネーターの常駐化を検討する。

 

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