2020年1月18,19日をもちまして「センター試験」が終了となりました。

1979年から1989年までの11回実施された「共通一次試験」の後継として1990年から始まった「センター試験」は31回実施されたことになります。

「身の丈」発言で話題となり諸々の課題を残しつつ、2021年からは「大学入学共通テスト」という名称で実施されることになりました。

そこで、現時点での情報をまとめましたので、今後の参考にしてください。

・英語はリスニング100点と筆記100点の配点で、発音・アクセント・語句整序が出題されなくなります。民間試験の活用は2024年度まで保留となっています。

・数学と国語で出題される予定だった記述式問題も2024年まで保留です。

・理科は自分の得意な単元を選択して解答することができましたが、この制度は廃止されます。

・各大学の個別選抜方法（一部の私立大学はすでに実施していますが、、）は、

①小論文（国公立大学2次試験や私立大学では記述式が出題されます）

②プレゼンテーション（口頭での伝達能力も問われます）

③集団討論・面接（集団での対話力が問われる場合もあります）

④推薦書・調査書（校内＆校外での活動内容が対象となります）

⑤資格試験

など、その学部や学科に入学後に必要となる能力を判定することとなります。